古書店を営むある人に聞いたことがあります。古本を売りに来る人は実にさまざまだそうですが、しっかりホコリを拭い、本の上下をさっと磨いて持ってくると、そうでないものとは同じ本ではやはり買取価格が違うのだそうです。古書店では、よくワゴンセールのように一冊100円などの廉価品がありますが、そこに並んでいるものは、買い入れ時にはまず価格はつかず、売り主からすれば古書店に処分をしてもらったような品々です。
けれども、そのような品も、よくクリーニングをすれば、古書店での売り単価も200円、300円となり、売り主にも若干でも買取り金額として手元に残ります。今や携帯買取ショップは、昔の古書店のようなリサイクルする流通の場になっています。高額買取をしてもらう時は、1分、2分でいいので、液晶画面を拭くことはもちろん、ケータイのキー周りやスマートフォンのイヤフォンジャックのホコリ取りをすると、査定する人のプラスアルファが期待できるかもしれませんね。
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